活用事例

まずはじめにパソコンからインターネットに接続する場合、ネット回線の契約と一緒にプロバイダー契約をします。

プロバイダー契約をするとネット回線を利用してインターネットに接続することができますが、この際に必ずIPアドレスというものが発行されます。 IPアドレスとはインターネット上における自分の現在地を示す住所のような存在で、世界に1つだけのものです。 そしてIPアドレスはインターネットに接続するごとに更新され、同じIPアドレスを続けて使うことはありません。

たとえば福岡にある企業などではプライベートなネットワークを確立するために自社サーバーを構築し、専用回線を立ち上げているようなところもあります。 そこで一般のIPアドレスを使っていては、いちいち設定をし直さなければならなくなるので非常に面倒ですしスムーズに機能させることは難しいでしょう。

そこでIPアドレスをずっと同じものを使いたいという人のために用意されたのが固定IPというものなのです。 ではIPアドレスを固定で使い続けることのメリットはどこにあるのでしょうか？ 上記のようにグローバルIPアドレスは使い回されているため、単にインターネットに接続したい場合には、特に不自由がないのですが、外部から自宅や会社のパソコン等にアクセスしたい場合に、今割り当てられているIPアドレスがわからないと接続できないという不都合が生じます。

＜※＞固定IPアドレスの活用事例　https://www.kotei-ip.com/case/

しかし固定IPを利用することで設定は最初にするだけでいいですし、その後の管理も楽になります。 そこで、固定IPアドレスをプロバイダから提供してもらえば、余計な手間もかからず快適に使え、いつでも外部からのアクセスが出来るようになります。

これが固定IPアドレスにするメリットです。